こんにちは Nanaです。
骨折した際に埋め込んだ金属のプレートとボルトを抜くことを勧められたけど、仕事や学業の都合もあるし入院期間がどれくらいかによるかで手術をどうするかという人もいらっしゃると思います。
私もかつては抜釘手術(金属のプレートとボルトを抜く手術)でまた長く入院するの?と手術を勧められたときには思っていました。
今回は私の抜釘手術の体験とその手術に向けて執刀医に事前に質問したことや自分で調べた事をまとめつつ、抜釘手術について不安がある方の悩みを解決していきたいと思います。
この記事の目次
金属のプレートとボルトを抜く手術の入院期間
私が抜釘手術で入院した期間は2泊3日でした。
私は2泊3日の入院期間でしたが、どうしても忙しいという人は1泊2日でも可能だということを事前に執刀医の方から説明を受けました。
主なスケジュールとしてはこんな感じです。
- 1日目:手術前の検査
- 2日目:手術
- 3日目:退院
手術後に傷跡から出血したり、麻酔からの覚めが悪かったりだと1日追加で入院となることもあるという説明も受けていましたが、私はめでたく?2泊3日での退院ができました。
骨折をした箇所に埋め込まれている金属のプレートとボルトの量や簡単に取れる取れないで差があるとは思いますが、骨折したときの入院から見れば遥かに短期間で長くても1週間程度の入院になるはずです。
入院中のスケジュール
具体的にどんな入院生活だったのかというのを当時のメモを元に紹介していきます。
1日目
お昼ご飯を食べてから、入院してくださいと言われていたので、自宅で適当に食べてからお昼過ぎに入院。
手術前に検査として、血液検査や心電図、レントゲン撮影などをする必要があります。
抜釘手術をする人の場合には抜釘手術をそろそろしてもいいかな?と経過観察の通院中に判断をされますので、レントゲン撮影は事前にしてあるということでしない場合もあるそうです。
私の場合も採血と心電図のみだったので、初日は結構暇でした。
絶対に退屈しない 入院者におすすめの暇つぶし方法大全集後は手術前に体を綺麗にしておく必要があるので、シャワーを浴びるくらいしかすることがなかったです。
ですから、以前に入院していた時にお世話になった看護師さんと喋ったりとか、暇な時間を潰す方に苦労します。
そして、夕飯は例によって美味しくない病院食を食べて、就寝です。
病院食がまずい! そんな時に試して欲しい対策あれこれ!手術前日は緊張も多少はしますし、同部屋の患者さんが気になって眠れなくて手術に支障があってもいけないので眠剤を処方してもらって寝ました。
2日目
手術まで
2日目の朝は6時に看護師さんに起こされます。
普段はこんなに早く起きていないから、眠いですよね…
そして、手術はお昼くらいなのでこの日は朝食はなしで、水分のみです。
美味しくない病院食でも、同じ部屋の人が配膳されて食べているときのにおいが美味しそうと思いました。
朝食の時間も過ぎて、手術の時間まではまた暇な時間を過ごすわけなので、何か暇つぶしアイテムを持っていた方がよさそうです。
そして、そんな事をしている間に手術の時間が近付き、看護師さんがそろそろ手術室に行きますから準備をしてくださいと言われて、手術の時の服に着替えます。
手術室までは自分の病室から徒歩で病棟の看護師さんが付き添ってくれて行ったのですが、1度目の入院のときにお世話になった人なので、手術緊張する?とか雑談をしながら(笑)
看護師さんも執刀医の先生もお世話になった人だと2回目だし手術自体には緊張はしないんですよね。
手術室に到着して、本人確認後に手術台へ。
全身麻酔ですが、経験していたので眠くならないようにとちょっとだけ無駄な抵抗をしてみましたが、やはり無駄でした。
手術後
手術時間は付添に来てくれた家族いわく、病室を出ていってから2時間くらいで戻ってきたそうです。
麻酔から覚めているとはいえ、完全には覚めてはいないので半分よく分かってない状態でしたが、骨折の手術の時と違って痛みはそんなになかったです。
骨折時に入れた金属のボルトとプレートって抜くときに痛みがある!? 体験者の感想最初の時は戻ってきた時に意識が半分朦朧としてるけれど、痛みがあるせいか痛み止め入ってるの?とか聞いてたみたいですが、今回は痛みよりも麻酔で気分が悪い方が強かったです。
夕方になって、麻酔で気分が悪くなっていたのも抜けてきていたので、夕飯は食べれるのかなとちょっと楽しみ(美味しくないにも関わらず)にしていました。
ですが、今日は夕食もなしと言われてしまい、おとなしく寝ることに…
夜は自分の手術後の痛みより、隣の人のいびきがうるさい方が気になって半分寝たような寝てないような感じでした。
入院中 大部屋で他の患者さんのいびきがうるさいときの対策あれこれ3日目
寝たような寝てないような感じで退院予定の日を迎えるのですが、なんか熱っぽい感じでした。
実際に朝の検温では38℃近い状態で、看護師さんにこれって退院出来ないんじゃないの?と聞いてみたのですが、手術後に熱が出る人もいるから、先生に確認してからですけど、たぶん退院出来ますよと言われました。
そして、検温と同時に採血をされたのですが、右腕は手術した方だから採血不可。
左側は点滴がついているのでダメということで、足の甲から採血されたんですが、これがめちゃくちゃ痛い(汗)
今回の入院で手術したよりも一番インパクトがありました。
そんな事もありましたが、朝食の時間になり美味しくないけれど、前々日の夜以来の食事を食べました。
今までで一番美味しいと感じた病院食かもしれません…
朝食後にぼーっとしていると執刀医の先生が回診に来て、熱あるみたいだけど問題ないから退院する?と聞かれて退院をすることに。
ちょっと熱があってフラフラするので、家族に病院まで迎えに来てもらい退院をしました。
そして、帰宅してお風呂はダメだけどシャワーはいいということだったのでシャワーに入って夕飯を食べて普通に就寝。
熱もだんだんと下がっていたので、特につらかったということもなく翌日はリハビリに再度病院に行きました。
抜釘手術の退院後の通院
抜釘手術の退院後には手術をしておしまいというわけにはいかずに通院をする必要があります。
傷口の経過観察のための通院
手術後に傷口に貼られている医療用テープですが、傷口からの滲出液が漏れてきてしまうことがあります。
私は抜釘手術のときは大丈夫でしたが、骨折したときの手術の後は寝相の問題?もあったのか何度かテープの隅が剥がれて、滲出液が漏れてきたことがあります。
そういう事もあるので、傷口が大丈夫なのかというのを手術後約1週間後に通院して診てもらいます。
それまでは医療用テープをしているので、毎日のお風呂は湯船に浸かるのはNGで、シャワー生活でした。
骨折箇所の経過観察のための通院
骨折していた箇所から金属のプレートとボルトを外すわけなので、そこの強度が下がってしまい再骨折の可能性もあります。
私も抜釘手術の話をされたときには手術後に再骨折の可能性もあるから、退院後の生活をする上で患部に体重をかけたりするのを気をつけてと言われていました。
ですが、私の場合はレントゲンと手術のときの状態から再骨折は無さそうということで退院後は普通に生活をすることが出来ました。
それでも、傷口の経過観察とともに骨もまたしばらくは経過観察が必要なので、通院の必要があります。
再度のリハビリのための通院
私は骨折の手術後から抜釘手術の直前まで、毎週のようにリハビリで通院をしていました。
傷口の治り方の経過観察をしながらですが、リハビリを再度始めるという人もいると思います。
私は退院翌日からまたリハビリを開始しましたが、まだ可動域などが向上する可能性がある場合には医師からリハビリを通院して続けてくださいと言われると思います。
最後に
私の抜釘手術のときの入院生活をざっくりと紹介してみました。
入院自体も短期間で終わることが多いですし、痛みも骨折したときの手術から見れば微々たるものと私は思いました。
ですから、入院期間がどれだけかかるのかな?と思っている人は気楽に望める手術だと思うので、個人的には手術を受けるのをおすすめします。
手術を受けることのメリットやデメリット、手術を受けた前後での感覚の違いについても別記事で紹介していますので、参考にどうぞ!
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