こんにちは Nanaです。
私も以前に利き手である右腕の上腕を骨折をしてしまって、日常生活で不便な思いをしたことがあります。
今回は私がこんな事が不便だったということや不便なことを少しでも快適にするためにしていたことなどを紹介していきたいと思います。
自分一人では無理なことも多いので、家族がいる方はこれを参考に家族に協力をしてもらうといいと思います。
利き手を骨折して、生活の上で不便なこと一覧
食事
利き手を骨折してしまった際に一番困ることとも言えるのが食事です。
私は利き手でない方で食べるのはとにかく時間もかかるし、こぼすしとで全然食べられないという状況でした。
対策としては骨折をしたときに使うような箸やスプーンがあるので、それを利用して食べるようにするのがおすすめです。
また、食事のメニューを工夫してあげることでも食べやすくなると思うので、家族の協力であったり自分で食べやすいものを選ぶ必要があります。
詳しくはこちらで紹介していますので、参考にどうぞ。

お風呂
次に不便なことといえば、お風呂に入ることです。
普段お風呂に入る時に頭を洗うにしても体を洗うにしても、無意識に利き手を使って洗っていることが多いです。
ですから、利き手を使えないというだけで洗う時がまず大変になります。
そして、ギプスをしている場合にはその患部を濡らさないように入らなくてはいけないという制約がついてくるのでさらに大変です。
ギプスを濡らさないようにするには患部をラップで巻いた後に、ビニール袋で覆って水が入らないようにテープで固定する方法があります。
しかし、この方法だとほぼ確実に濡れてしまうので、どうしてもシャワーカバーがない場合だけにして、シャワーカバーを用意した方がいいです。
また、立って洗うのは片手では大変ですので、バスチェアを用意して座って洗うようにすることと、体を洗うのもボディタオルやボディブラシを使って洗うようにしましょう。
骨折したときのお風呂の入り方についてはこちらで紹介していますので、合わせてお読み下さい。

炊事(料理、皿洗い)
両手の動作が多く、片手で行うと時間がかかる事が多いです。
また、料理する際に慣れない手で包丁を使うのは大変危険です。
ですから、なるべくカット済みの野菜などを使うなどして、包丁やナイフを使う機会を減らすことも重要です。
また、皿洗いも片手でいつものように行うのは大変なので、食器を食器洗浄機が使える物を使うようにして、手洗いを減らすのがおすすめです。
どうしても手洗いしないといけないものはシンクに滑り止めマットや吸盤シートをおいて、食器を固定して洗うといいです。
買い物
まず、買い物のときに鞄やバッグなどを片手で持たないといけないので、財布からお金を出すのが非常に大変です。
特に小銭を出して払おうとすると、なかなか小銭が出せずにレジの前であたふたするようなことになります。
私も病院の売店で大変な思いをしたので、退院後はなるべく電子マネーやクレジットカードを使って支払うようにしていました。
電子マネーやクレジットカードでの支払いに抵抗がある方は口が大きめの小銭入れを用意するのがおすすめです。
そして、買い物後ですが利き手の方では重たいものを持つことが出来ないので、反対の腕で持つ事となり、買い物をしても荷物をあまり持つことは出来ないので、買い物は最低限の物か家族のサポートがないと難しいです。
ですから、こういう時には食材の宅配サービスやネットスーパーを利用してみるという選択もありだと思います。
洗濯物を干す
洗濯かごから洗濯機に洗濯物を入れたり、洗濯機を操作する点では片手であっても普段よりは不便ですが出来ないことはないです。
ですが、洗濯が終わって洗濯物を干したり、乾いたものを畳んだりするのを普段のように行うのは片手では困難です。
対策としては片手で干せる洗濯物干しハンガーを使うことで出来るようになりますので、購入を検討してみて下さい。
着替え
片手しか使えないと着替えをするのも大変です。
私は手術後、自宅療養するときにはなるべく前開きの服や少し大きめの服を選ぶようにしていましたが、それだけでも着替えが楽になります。
車や自転車の運転
買い物に行こうと車や自転車に乗ろうとしても利き手が骨折をしていると、運転するのはとても危険です。
おそらく医師の方からも止められますが、骨折している状態での片手運転は取り締まりの対象となるので、絶対にやめましょう。
ですから、車で買い物に行かないと行けないというような場所に住んでいる場合には買い物のところでも紹介しましたが、食材の宅配サービスやネットスーパーを利用してみるのがおすすめです。
文字を書く
学生の場合には試験や受験のために勉強をしなくてはいけないから、文字を書く必要があります。
私は仕事で文字を書くことが少なかったので、その点については不便とは感じませんでしたが、こちらもおそらく大変だと思います。
ですが、試験などは学校の方で考慮してくれることも多いので、利き手でない方で文字を書くトレーニングも必要ですが、学校の方に相談してみるのも重要です。
利き手を骨折してしまった場合の勉強法についてはこちらで詳しく紹介していますので、合わせてどうぞ。

最後に
私は利き腕の上腕を骨折して、入院手術をしたことがあります。
その後に自宅でリハビリ・療養生活をしていた時にこれは大変だったなということを振り返ってみて紹介をしてみましたが、1人で全てを今まで通りにやろうというのはかなり難しいと思います。
片手しか使えないと時間がかかるだけではなく、肉体的に負担がかかって疲労困憊になることがよくありました。
ですから、同居の家族がいる場合には家族にサポートをしてもらうようにしましょう。