骨折で松葉杖生活に… でも、通勤しなきゃいけないときの対策

こんにちは Nanaです。

骨折をして松葉杖を使う状況になってしまったにも関わらずに通勤しなくてはいけないってすごく大変そうですよね。

私も大学生の時でしたが、電車で1時間半、家から駅と駅から大学までの徒歩を含めたら2時間くらいを松葉杖をついて通った経験がありますが、ものすごく大変でした。

通勤と通学で多少異なる点もあると思いますが、その時の事を振り返りつつ、松葉杖をついて通勤するにはどうしたらいいかというのを紹介していきたいと思います。

松葉杖での通勤は思っている以上に大変!

骨折をしてしまって、松葉杖を実際に使ってみると数十メートルですら最初は歩くことが困難ですし、脇が痛くなったりと思っていた以上に大変な事に気が付かされます。

そして、普段の通勤ルートを考えてみると、あの場所を松葉杖では厳しそうと感じる箇所が多いはずです。

例えば、バスを使っている人ならば、バスの乗り降りを松葉杖でするとしたら、ノンステップバスでないと段差がかなりあったりします。

電車の場合なら、乗り換えで数百メートルを人混みの中歩かなければいけないということもあるでしょう。

ですから、まずは本当に通勤しなくてはいけないのか、なんとか有給を使うとか休職することは出来ないのかを検討してみた方がいいと思います。

無理して、松葉杖で通勤をする事で思わぬ怪我を更にしてしまう可能性があるので、本当にこれだけは無理しないで欲しいと思います。

そして、どうしても無理ならば通勤をする上での対策を立てて怪我をしないようにしましょう!

どうしても、松葉杖で通勤する場合の対策あれこれ

そうは言っても、仕事柄どうしても休めないんだという人もいると思いますので、ここからは通勤する上での対策を色々と紹介していきます。

雨の日対策

骨折していなくても、路面が濡れている事で滑ってしまって転倒する人もいる雨の日は松葉杖での通勤をより困難なものにします。

レインウェアを準備する

松葉杖を使っている状態では傘をさすことが出来ないので、まずはレインウェアを用意するしかありません。

しかし、松葉杖で通勤をするということは荷物はリュックで背負うしかないので、レインウェアの上にリュックではリュックがずぶ濡れになってしまいます。

ですから、リュックを背負った状態で上から被って着る事ができるポンチョタイプのレインウェアを選ぶとリュックも雨から守ることが出来ます。

リュック自体も防水のリュックカバーを付けることで中の荷物が濡れにくくなるので、使用する方がおすすめです。

そして、脱いだり着たりがしやすいものでないと、電車に乗るときに脱いだり、電車から降りて会社までの間にまた着たりすることが出来ないので大変になってしまいます。

また、リュックの中には濡れたレインウェアを入れておくビニール袋を用意しておくことも重要です。

松葉杖の滑り止めを準備する

普段の松葉杖のゴムだと滑り止めの機能がいまいちです。

濡れた路面で滑ってしまうととても危険ですので、それを防止するために滑り止め機能がある松葉杖のゴムがあるので、それを準備するのも歩く上で重要なポイントです。

タクシーを使う

タクシーを使えば、確かにお金はかかってしまいますが、雨の中で松葉杖を使って歩くのはかなり大変です。

レインウェアや松葉杖の滑り止めを用意するのも確かに重要ですが、私の実体験として徒歩で10分を超える場合には雨の日ではなくても松葉杖で歩いて通うのは相当ハードです。

特に私が松葉杖で通学していたときは自宅から最寄り駅までが坂を登ったり下ったりの連続だったので、坂道がある場合も下り坂が特につんのめりそうになって、怖くて大変です。

ですから、天候が悪い日や体力的に辛い場合にはなるべくタクシーを使うというのも検討してみて欲しいです。

その他の松葉杖での通勤対策

雨の日ではなくても通勤途中には大変な場所がいっぱいありますので、そういう場所での対策を経験談として紹介していきます。

階段

階段は上るときよりも下る時が前につんのめって、落ちていきそうで怖いものがあります。

ですから、駅や社内などではなるべくエレベーターやエスカレーターを利用するようにしましょう。

自宅や会社の最寄り駅なら既に把握していることも多いですが、乗り換え駅も含めて何両目に乗ればエレベーターやエスカレーターの場所なのかを把握しておくことが重要です。

わざわざ自分で実際に調べなくてもアプリを使えば調べることが出来るので、前もって調べておきましょう。

JR東日本と東京メトロのアプリは駅の構内情報も提供しているので、確認するのに便利です。

また、駅のエレベーターやエスカレーターの位置を把握しておくと同時にトイレの位置も把握しておくと、松葉杖で長い距離を歩いてトイレに行かないといけないということが減るのでおすすめです。

私も実際にエレベーターやエスカレーターの位置と同じようにこの駅はトイレが近くにあるとか乗換の途中にトイレがあるなど把握していました。

駅すぱあと

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JR東日本アプリ 電車:列車運行情報・電車の時刻表

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東京メトロアプリ【公式】電車運行情報や乗換案内・遅延情報

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信号機

松葉杖に慣れてきたら、歩くスピードも上がってきますが慣れるまでは信号機が結構プレッシャーになります。

距離が短いものならば、そうでもないのですが渋谷のスクランブル交差点など人が多くて、距離が長い信号機は人にぶつからないようにちゃんと時間内に渡りきらないとというだけで精神的に疲れてしまいます。

対策としては同僚に駅から会社までの間を付き添ってもらうことや会社までのルートを人が多くて歩きにくそうな場所を避けることがあげられます。

私が松葉杖で通学していた時には駅から大学まで徒歩で10分くらいありましたが、天気が雨ならば駅から大学まではタクシー。

そうではないときは同じ授業を取っている友人に大学の最寄り駅で待ち合わせをしてもらって、一緒に通学してもらっていました。

職場の方が頼みにくいところもあると思いますが、付き添ってくれる人がいるだけでかなり精神的にも肉体的にも楽になるので、頼めそうな人がいたら検討をしてみて下さい。

出勤時間をずらす

会社や職種によって、出勤時間をずらすというのは難しいかもしれませんがラッシュの時間帯に松葉杖で電車に乗るのはかなり困難です。

もし出勤時間をずらすことが難しい場合にはいつも乗っている時間よりも早い時間の電車に乗るようにしましょう。

ラッシュの時間帯より前に電車に乗ることで一般的には電車は空いているので、松葉杖でも乗るのがいくらか楽になるはずです。

また、自宅の最寄駅の位置によってはあえて目的地と逆方向にある始発駅まで行き、始発電車を並んで乗ると座れる可能性が高くなるのでおすすめです。

ただし、この場合は自宅の最寄り駅から始発駅までの定期券を持っていないと不正乗車となりますので、注意が必要です。

車通勤の同僚に助けてもらう

主に電車通勤の場合について紹介してきましたが、車で通勤をしている同僚がいる場合にはその同僚に乗せてもらうというのも検討をしてみるといいと思います。

困った時はお互い様ということで相手の通勤途中に自宅がある場合は乗せていってあげるとか、ここまで来てくれたら拾っていってあげるみたいに助けてくれるかもしれません。

最後に

骨折をして、松葉杖で通勤・通学をするのは思っている以上に大変です。

私も松葉杖で通学していた時はもう帰宅するとぐったりという感じで、休日はゴロゴロして過ごすような感じでした。

また当時はまだスクールバスもノンステップバスではなかったりしたので、バスの乗り降りも大変だったので、駅から大学まではスクールバスではなく雨の日はタクシーを使っていました。

松葉杖では自分が思っているように動くことも出来ませんし、思わぬ怪我を負うことにもなりかねないので、通勤時間もいつもより余裕を見て家を出て慌てずにゆっくり歩くことは絶対に忘れないようにして下さい!