利き手を骨折してしまった時に試して欲しい勉強法と試験対策

こんにちは Nanaです。

利き手を骨折すると生活する上で不便この上ないわけないですが、学生ならば死活問題となるのが利き手が使えないと文字を書くのが出来ないということです。

利き手が使えないと文字が書けないし、勉強が捗らないし試験のときには時間が絶対に足りなくなってしまう…

今回は利き手を骨折した事がある私なりにどうやって勉強をしたらいいかというのを紹介していきたいと思います。

利き手を骨折していても勉強は出来る!

まずは骨折してしまったから、勉強が出来ないと思う必要はありません。

むしろこの期間に骨折を理由に勉強をサボりがちになってしまうと、サボり癖がついてしまうだけではなく周りからも遅れてしまうので工夫をして勉強を少しでもするようにしましょう!

勉強する科目の優先度を変えてみよう

受験生の場合は受験日から逆算して、勉強の計画を立てることも重要です。

骨折をしてしまった場合には書いた方が勉強が捗る科目は一時的に勉強量を減らして、書かなくても学習が出来る科目を優先するというのも1つの戦略として考えられます。

一般的には理系科目である数学や物理・化学などは教科書や参考書を眺めるだけでは頭に入らない傾向があるので、このような科目にかける時間を一時的に減らします。

ですが、全くこのような科目を勉強しないと勘も鈍ってくるので適度に勉強をする必要はあります。

そして、英語の単語を覚えたり、地理・歴史などの暗記する必要性が高い科目をこの期間に優先的に学習をします。

また、この時に覚えるべきことを声に出す事で記憶に定着しやすいという研究結果があるので、書くことが出来ない代わりに音読をするのがおすすめです。

利き手が回復したら、今度は優先的に学習した科目と学習を減らしていた科目を入れ替えて、勉強をすることで骨折をしてしまったことが受験に不利となる可能性が減りますよ。

利き手でない方でスムースに字を書く練習をしよう

受験などで試験日までまだあるという場合には勉強する科目の優先度を変えて、対応をすれば骨折したことが不利となる可能性は下がります。

しかし、定期試験や受験日まで時間がないという場合には利き手でない方で字を書く練習をする必要があります。

このときの練習方法としては文字を書くのも大事ですが、鉛筆やペンを持って手や肩の力を抜くようにしながら、紙に円を描き続けてみるのがおすすめです。

これをすることで手首などの関節の硬さが取れてきて、柔軟な動きが出来るようになってきます。

そして、普段は漢字の書き順も大事ですが、このときばかりは書きやすさを優先して書くことも重要です。

さらに漢字の中には画数が多く利き手ででない方では書くのが大変なものもあるので、ひらがなで書くのも状況に応じてしていくといいです。

また、子供に鉛筆の持ち方を教える時に使う製品がありますが、あれを使うのも書く上で書きやすくなる可能性があるので、試してみるのもおすすめです。

試験に向けて焦らないようにしよう

試験までの時間が限られているとなると、勉強も普段のようには出来ないし文字も上手く書けないと焦ってしまいます。

ですが、医師から全治何ヶ月と伝えられた場合、ちゃんとその日数が経過すればまた利き手が使えるようになりますから、前向きに考えるようにしましょう。

定期試験の場合でも1度悪い点を取ってしまったとしても、今後の試験で挽回するチャンスはあります。

受験の場合でも、後で詳しく紹介しますが大学側の方で考慮してくれる場合があるので、骨折してしまったからもう受験は無理だと諦めないで下さい!

利き手を骨折している際の試験の対策

利き手を骨折している場合、どうやっても利き手ではない方で文字を書くのは短期間で出来るようになりません。

ですから、学校の定期試験などの場合には担任の先生へ骨折をしていて文字が上手く書けないという状況を相談してみましょう。

学校側でも別室で試験時間を延長して行うとか色々と対応策を考えてくれるはずです。

大学の場合だと、こういう状況の場合には試験を受ける代わりに指定された特別なレポートを提出してくださいと私の大学時代の指導教員はしていましたよ。

相談をしてみると道が切り開けると思いますので、自分または親を通して先生へ相談をしてみて下さい。

そして、問題なのが受験生の場合ですが、これも諦める必要性はありません。

ある大学の受験案内を見てみるとこのような事が書いてあります。

大きな病気や怪我のため、受験に支障をきたすおそれがある方については、それが万一出願後に起こった場合でも、直ちにご連絡ください(入試課 特別措置係)

ですから、利き手を骨折をしてしまってもうダメだ!と思う前にまずは受験する予定の大学の受験案内を見て、入試課へ連絡をして相談をしてみましょう。

大学によって措置が変わるとは思いますが、何もしないで諦めるよりはいい結果が待っていると思いますよ!

家族も協力してあげよう

利き腕の骨折をしてしまうと、勉強もそうですが日常生活を送る上でもかなり不便でストレスがたまります。

ですから、勉強がしやすくなる環境作りをしてあげたり、食事やその他の部分でフォローをしてあげることも大事だと思います。

私も骨折をしていた時はとにかく食事がストレスだったので、その部分だけでも工夫をしてあげると骨折をしている当人としても嬉しいと思います。

利き手を骨折しているときの食事についてはこちらでまとめてありますので、参考にどうぞ。

利き手を骨折してしまったときの食事は道具とメニューを工夫しよう!

最後に

私も大人になってからですが、自転車事故で利き腕の右側の上腕を粉砕骨折して手術をしました。

たしかに受傷した時には、仕事も出来ないし、これからの人生どうなってしまうかと不安になりました。

でも、時間が経過すると徐々に良くなってきてますし、若い人ほど回復も早いですし、ピンチはチャンスと思って諦めずに頑張ってくれたら嬉しいです!