こんにちは Nanaです。
以前ですが、自転車で走行中に転倒して上腕の骨を粉砕骨折した経験があります。
もちろんそのときに手術をして、金属のボルトを埋め込んで固定をしていたわけなんですが、それを抜く手術もした経験があります。
骨折したときの手術で埋め込んだ金属のボルトを抜くか抜かないか悩んでいる人向けに、どんな感じの手術だったのかを紹介していきたいと思います。
手術に対しての不安や迷いが解消してくれたら嬉しいです。
骨折したときの手術と比べて痛い?
人によって、骨折した箇所が違いますのであくまで参考程度にして欲しいのですが、私は埋め込まれている金属のボルトとプレートが入っていましたが思っていたより全然痛くないというのが率直な感想です。
私の場合は右腕の上腕の肩側の部分がバラバラになるくらいの粉砕骨折を自転車事故でしてしまっています。
もちろん救急車で搬送されて、入院だったのですがその時の痛みが1番だったと思います。
手術室が空いていなくて、手術まで数日待ったのですが骨折した直後からその待っている間の最初の2~3日は痛み止めを使っても痛くて眠れないし、食事どころじゃないという感じでした。
その時の痛みを10とすると、その後の手術後の麻酔が切れた後は個人的には6くらいでした。
もちろん痛みの質も違いますが、まだ我慢できるレベルの痛みといった感じですね。
そして、それと比べると埋め込まれている金属のボルトとプレートを外す手術のときの麻酔が切れたあとの数値は1~2くらいです。
確かに痛いといえば、ちょっとは痛いけれど痛み止めを処方してもらわないと無理という状況ではなかったです。
私の抜釘(ボルトとプレートを抜く)手術
金属のボルトとプレートを外す手術をすると言われても、どんな手術をするのか不安な人も多いと思うので、私の抜釘手術の体験談を紹介していきます。
手術までの経緯
私の場合は骨折後の手術から約1年以内に埋め込まれた金属のボルトとプレートを抜く手術(抜釘手術)をすると骨折したときの執刀医から言われていました。
当時の私はまだ30代前半でしたので、この金属のプレートの安全性は40年程度と言われていることもあったので、執刀医から抜く事を勧められました。
それに加えて、私の場合プレートに加えてボルトが大小10本程度入っていましたので、自分でもなんとなく反対の腕より重さを感じていましたし、取った方が動きが良くなるかもしれないと言われていたので抜く手術をする事にしました。
プレートやボルトが入ったままでもさほど違いはないと言う医師もいますが、私の体の感覚としては金属が入っていたときと取ってからでは違うと思いました。
医師も自分の体に金属を入れた事がある人の方が少数派だと思いますから、感覚的には外すと違うと思っていた方がいいと思います。
ちなみに約1年以内というのは骨折したときの手術から時間が経過しすぎるとプレートやボルトが骨と一体化してしまって外しにくくなるから、レントゲンなどで観察をしつつ適当なタイミングでということのようです。
私の場合は約1年と言われていましたが、治りがよくて半年ちょっとでそれらを外すことになりました。
手術前日の入院から手術まで
私の場合は抜釘手術は2泊3日でした。
手術日の前日の昼くらいに入院して簡単な検査をして、その日は翌日の手術に向けてシャワーを浴びて体を綺麗にして夕飯を食べて就寝です。
そして、手術日は昼くらいからの手術でしたが、その日は朝昼夕と食事は無しでした。
抜釘手術をされる方は1度は手術室に入った経験があるはずなので、詳細な手術室の説明はしませんが骨折したときの手術とほぼ同じです。
手術の時間が近づいたら、看護師さんが迎えに来るので一緒に手術室まで行って、あとはされるがままに麻酔をされて手術という流れです。
ちなみに執刀する医師は多くの場合は骨折したときの執刀医ですし、同じ病院なので看護師さんも顔見知りが多く骨折したときの手術よりも気楽に望めると思います。
そして、私の抜釘手術は骨折したときもそうでしたが、全身麻酔での手術でした。
おそらく骨折したときの手術が全身麻酔ならば全身麻酔、局所麻酔ならば局所麻酔になるのではないかと思います。
不安な方は手術前に確認しておくのがおすすめです。
手術後
手術時間は付添の家族の話によると、骨折して金属のプレートやボルトを入れる手術よりも外すときの手術の方が時間が短かったそうです。
時間にして1~2時間くらいだったようです。
執刀医からも骨折したときの手術よりも外すだけだから、埋め込んでいるボルトを再生してきた骨が締め付けていて、抜けにくくなっていない限りはすぐに終わると事前に説明を受けていました。
実際にその通り私の場合はあっさりと抜けたようで、夕方前くらいに病室に戻ったのですが、今夜は飲食はなしですよと看護師さんから言われたのですが、夕飯を食べれると思っていたので少し残念でした。
骨折したときの手術は夕飯を食べてもいいと言われても食べたくないくらいの痛みがありましたが、夕飯なしと言われて残念と思うくらいの痛みくらいしか手術後にはないと思ってもらっていいです。
個人差があるので、ほとんど痛みがないから大丈夫だよとは保証できませんが痛くないと思う可能性の方が高いと思います。
そして、その日の夜も麻酔が切れていますが、痛み止めを処方してもらうことなく朝まで痛みが気になるということはありませんでした。
むしろ気になったのは隣のベッドの人のいびきの方でしたね…
入院中 大部屋で他の患者さんのいびきがうるさいときの対策あれこれ退院
退院は手術翌日の朝の様子を見て退院になります。
私の場合は手術の影響から少し発熱をしていたのですが、執刀医いわくこれはよくあることらしいので、ちょっと熱があっても退院となる可能性が高いです。
この発熱も手術後時間が経過すれば、炎症が治まり翌日には熱が下がるので大丈夫です。
実際に私も退院した翌日にリハビリのために通院したくらいです。
最後に
骨折したときの手術と比べれば遥かに痛みはないと思うので、どうしても手術はもう嫌だという場合以外にはプレートとボルトを抜く手術を勧められたらした方が私はいいと思います。
痛みも実際にたいしたことがないですし、外した後の方が入っていたときよりも違和感を感じることが減ったと思います。
そして、半年から1年とはいえ自分が骨折してからの間、自分の体に入っていた金属のプレートとボルトは手術前に記念に欲しいと言えば、もらうことが出来ますよ。
私も退院のときに昨日外したプレートとボルトだよと洗浄して消毒した物を看護師さんから受け取って退院しました。
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