入院中のラジオの持ち込みは可能!? 場所によっては感度の問題も!

こんにちは Nanaです。

入院中は暇な時間が長そうだし、入院先の大部屋のテレビはテレビカードを使うタイプで有料みたい。

じゃあ、暇つぶしのためにラジオを持ち込んで聴こうかななんて人いますよね。

今回は入院した経験をもとに病院でのラジオの使用についてのお話をしていきます。

入院生活の持ち物にラジオはおすすめ!

冒頭でも話題に出しましたが、多くの病院のテレビはテレビカードタイプで有料です。

テレビカードは1,000円で1,000分(約16時間40分)ですので、テレビを見ていると結構お金がかかってしまいます。

その点、ラジオを持ち込めば、ラジオの電池くらいしかお金がかかりませんから、おすすめです。

また、その際に使うラジオの電池は患者さんが自分で用意出来ない場合には充電式の電池のエネループを充電しておいて、お見舞いにいった時に取り替えてくるのがゴミも出ずにエコでいいですよ!

そして、昼間はテレビを見て過ごしても、夜の消灯時間(9時のことが多い)以降には他の患者さんの迷惑にもなるため、テレビを見て過ごすことが出来ません。

そのため、眠るまでの時間にラジオを聴いて過ごしているという方が実際に多いですよ。

ラジオを聴くときの注意点

大部屋の場合にはラジオを聴く際にイヤホンを使うのが義務付けられている病院がほとんどですので、イヤホンを用意しましょう。

そして、イヤホンを使って聴くときには音漏れしないように音量に気をつけましょう。

入院生活にほぼ必須なイヤホン 長さなど選び方のポイント

問題はラジオの感度が悪いことがある!

ラジオを聴くことは入院中のおすすめの過ごし方ではあります。

しかし、持ち込んだラジオをいざ使ってみるとザーザーと雑音が入り聴こえない事があるんです。

これはマンションなどでもそうですが、鉄筋コンクリートの建物の中ではラジオの電波の受信が困難なのです。

そして、院内LAN(電子カルテ用)とかベッドサイドモニター用の無線通信があったり、心電図室や脳波室には電磁シールドがあり、ラジオの電波を妨害しています。

特にAMラジオの方が受信状態が悪く雑音が入るので、AMラジオを聴こうと考えている人は諦めた方が無難です。

ラジオの感度を良くするには

病院は鉄筋コンクリートの建物なので、AMもFMもラジオを受信するのが難しい環境です。

しかし、病院でも出来る受信状態を良くする方法があります。

まず、ラジオのアンテナは本体に内蔵されていますので、本体の向きを変えてみることで電波の受信状態が変わります。

そして、次にベッドが窓側の場合には可能な限り窓際に本体を置いてみましょう。

この場合ラジオ本体からベッドまでの距離がどうしても遠くなってしまいがちですので、長めのイヤホンや延長コードを使うのがおすすめです。

また、テレビ等の家電製品からの影響もありますので、近くに置いてあった場合には距離を離してみることを試してみてください。

新しくラジオを用意してもダメ?

入院している人が自分の持っているラジオが感度悪いから、新しいのを買ってきて欲しいと依頼してくることもありますよね。

高いラジオの方が受信状態が良くなるんじゃないか?と思いがちですが、多少は改善される可能性があるものの基本的にはコンクリートの建物の中なので受信状態が大きく変わる可能性は少ないです。

ですから、手持ちのラジオで上記のことを一通り試してみても状況が改善されない場合には高価なラジオを買うのを控えて、聴けない局は我慢して持っているラジオを使ってもらう方がいいですよ。

ですが、スマートフォンを持っているならば、次に紹介する方法でラジオを楽しむことが出来ます!

入院中にラジオを聴くなら、スマホを使おう!

鉄筋コンクリートの建物でラジオを聴く方法としておすすめなのがスマホを使って聴くことです。

iPhoneでもAndroidでもインターネットラジオのアプリ(Radiko)がありますので、それをダウンロードして利用することでクリアな音声でラジオを聴くことが出来ます。

参考 App Store(iPhone用)Radiko 参考 Google Play(Android用)Radiko

ただ、これを使って聴くことでも問題が1つだけあります。

それが病院内の無線LANを使えない場合にはスマホのデータ通信を使って、ラジオを聴いていることになりますので、データ通信量の問題が発生します。

これについてはWi-Fiルーターをレンタルすることで対応が出来ます。

Wi-Fiルーターがあれば、データ通信量を気にせずにラジオだけではなくYoutubeなどの動画も楽しめることが出来ますので、借りてみてはどうでしょうか。

また、スマホでラジオを聴いていると電池の減りが早くなりますが、モバイルバッテリーを持っていると入院生活が快適になりますよ。

興味がある方はこちらをあわせてお読みください。

入院中のスマホ充電 病室のコンセントからは可能!?

最後に

病院でラジオを聴くことが出来ると、消灯後に眠れないときにもおすすめです。

また、ラジオを聴くと気分転換にもなりますので、普段ラジオを聴かない方も試してみる価値ありです!

ですが、ラジオを聴こうと思ってもラジオの受信状態が悪い場合にはラジオを買い替えても改善される可能性は低いので、まずは場所を動かしてみましょう。

そして、それでもダメな場合にはスマホを使ってラジオを聴く方向にシフトした方がいいですよ。