こんにちは Nanaです。
はじめて大部屋に入院することになり、部屋に入ったときに気がつくのがカーテンを閉めている人とカーテンを開けている人がいるということです。
カーテンを開けたり閉めたりは本人の自由? 何かルール的なものがあるのかな…
ちょっとそう思っても、忙しそうにしている看護師さんにはちょっと聞きにくいし、入ったばかりの同部屋の他の患者さんにも聞きにくいという人向けに、入院経験のある私がちょっとした疑問に回答していきたいと思います。
この記事の目次
病室のカーテンの開閉にルールはあるの?
病院によってはカーテンをある程度開けているのがルールのような場所もありますし、患者さんにおまかせという病院もあります。
見分け方としては看護師さんが患者さんのベッドのところに来て何か処置をしたりした後に戻っていく際にカーテンを閉めていくか開けっ放しでいくかがポイントです。
私が入院していたことがある病院では看護師さんたちの行動を観察していたところ、何も言わなくてもカーテンを閉めていく人とカーテンどうする?と聞いていく人が半々くらいでした。
ですから、私の入院していた病院では閉めていてもOK、患者さんにおまかせというスタイルだっと思われます。
ですが、病院によってはカーテンが閉められていると、病室が暗くなってしまうのでカーテンを常に開けておいてくださいというところもあります。
他にも盗難防止のためや具合が悪い患者さんを病院スタッフがすぐに発見できるようにという理由から、カーテンを開けておくのがルールとなっていることもあります。
また、普段はカーテンは自由にしていていいけれど、1日1回換気をするときにはカーテンを開けてくださいというのがルールというところもあります。
部屋によって暗黙のルールがある場合も
病院ではカーテンの開閉についてのルールが無くても、部屋に入院している患者さん達によるカーテンの開閉についての暗黙のルールがある場合があります。
これはもちろん厳密に守らないといけないというルールではありませんが、カーテンを開けている人が多く患者さん同士のコミュニケーションがある部屋、カーテンを閉めている人が多くコミュニケーションは顔を合わせたときだけという部屋があったりします。
自分はカーテンを閉めておきたいし、他の人と関わりたくないと思っている人がカーテンを開けている人が多い部屋に入った場合には周りが喋っている声が聞こえてきて苦痛という可能性があります。
病室によってはわざと聞こえるように嫌味を言ってくる人達がいたりもするので、この部屋の雰囲気合わないと感じた場合には看護師さんに部屋の移動が出来ないかを相談してみるのがおすすめです。
ストレスを溜める入院生活が1番よくないので、合わないと思ったら我慢をしないようにしましょう!
病室のカーテンは開けておくべき?
先程、紹介したように病院のルールとしてカーテンを開けておくのがルールという場合にはカーテンは開けておくしかありません。
しかし、自分でカーテンの開閉の自由が決められるときには同じ部屋の患者さん達の雰囲気もあるし、どうしたらいいか悩んでしまいますよね。
そこで病室のカーテンを開けている時と閉めている時のメリット・デメリットをまとめてみましたので、どうするかの参考にしてみてください。
カーテンを開けている時のメリット・デメリット
カーテンを常に開けていると一番気になるのがプライバシーの問題です。
大部屋は元々プライバシーがあまりない空間ですが、そこに更にカーテンが開いているともなれば、音だけではなく他の患者さんからの視線が気になったりと余計に落ち着かない状況になります。
こういう状態が苦手という人にはカーテンを開けているのはデメリットになります。
でも、カーテンが閉め切りの状態で同じ部屋にどんな人がいるか分からなくて不安という人にとっては逆に誰がいるか分かっていいという受け取れ方も出来るのでこういう方にはメリットになります。
また、大部屋での生活なんだから共同生活だと割り切って入院されている方にとってはカーテンの開閉におけるプライバシーは大した問題じゃない。
せっかく同室になったのだから、仲良くなって少しでも楽しい入院生活を送ろうみたいな考えの方にとってはカーテンを開けておくことはメリットですね。
他にはカーテンが開いていると具合が急に悪くなったとしても他の患者さんがナースコールで看護師さんを呼んでくれたり、看護師さんや病院スタッフが発見してくれることが早くなるというのもメリットです。
カーテンを閉めている時のメリット・デメリット
カーテンを閉めていることで、他の人と顔を合わすことがないので、個室ほどではないですがプライバシーを少しは保つことが出来るようになります。
物音は仕方ないにしても他人の視線があるのが嫌だという人にとってはカーテンを閉めていることはメリットになります。
ですが、カーテンを閉めることで窓からの光や病室内の照明を遮ることになるので、自分のベッドの周りが暗くなってしまうのでこれはデメリットになります。
そして、自分以外の患者さんたちはカーテンを開けている派が多くて、みんなで話をしたりしている仲だと疎外感を感じてしまうような場合もデメリットになりえます。
(急変がないような整形外科なんかは暇をしている人が多く、喋り相手が欲しいというような感じが多いです。)
しかし、入院中に同室になっただけの人とコミュニケーションを取りたくないという人の場合はメリットにもなりますし、開閉によるメリット・デメリットは個人の受け取り方次第の部分も大きいです。
まとめ
個人的には他の人から自分が見えるのも嫌だし、自分が他の人が見えている状態も嫌なので、隣との仕切りのカーテンだけ閉めておくのがおすすめです。
そして、自分の気持ちの状態的に誰かに話かけられてもいいかなというときだけもうちょっと開けてみるくらいに調整をしてみるといいと思います。
また、カーテンの開閉がルールで決められていない場合にはカーテンの開閉は個人の自由ですから、もし文句を言うような人がいるならば、病室の変更の相談を我慢せずにするのも大事なことだと思います。