入院中にお風呂は入れない!? 気になる病院の入浴事情を徹底解説!

こんにちは Nanaです。

病院での入院生活で普段の生活と同じようにいかないんじゃないのかな?と想像するのがお風呂の問題です。

毎日入れるの? 自分一人ではとても入れる状態でないときはどうなってしまうの?など色々と疑問がありますよね。

今回は自転車事故で利き腕を骨折して、救急車で運ばれてそのまま入院という経験をした私が入院生活でお風呂はどうだったのかをお伝えしていきます!

自分でお風呂に入れる人の場合でも、お風呂は毎日入れない?

私が入院していた病棟では一人で入れる人でも、毎日入ることが出来ずに2日に1度(男女で隔日)でした。

ですが、入浴室の前にホワイトボードが置いてあって、希望の時間に名前を書いて予約することで好きな時間に入ることが出来ました。

また、手術の前の日などもお風呂に入る事が出来ました。

一般的には毎日入浴できる事は少ないですが、病院・病棟・科によって対応はまちまちなので、入院先のお風呂事情が気になる方は入院前に聞いてみるといいですね。

私の入院していた病棟では男女で隔日交代でしたが、看護師の友達に聞いてみたところ、部屋番号の偶数・奇数で入れる日が決まっていたり、午前午後で男女入れ替えだったりと病院によって色々とあるそうです。

他にもその時に入院している患者さんの数が少ないと毎日入ってもOKなんてことも。

しかし、一般的には入院生活では自宅にいるときと比べると毎日お風呂に入れないことや私の入院していたところのようにシャワーのみなど我慢しないといけない部分があるのが現実です。

他にも男性特有ではありますが、髭の問題もあります。

男性の髭問題

男性の場合、お風呂や洗面所で毎日髭を剃るのが習慣になっている方が多いと思います。

しかし、お風呂やシャワーに入れてもコンビニやドラッグストアで売っているようなT字カミソリ(安全カミソリ)の使用が禁止されている病院が多いのです。

ですから、突然の入院で電気シェーバーを持っていないと髭を剃れないという事になります。

実際に私もこのケースに遭遇し、利き腕を骨折していたので、普段使いしていない不慣れな電気シェーバーを逆の手で使うという羽目に…

ちょっとみっともないですが、こういう事情からか髭伸びたままって人も何人か入院中には見かけました。

ドライヤーは用意しなくても平気?

こちらは男女共通の問題ですが、お風呂に入った時に髪の毛を洗うと乾かす必要があります。

その時に必要なのがドライヤーなわけですが、これに関しては病院で用意されていることがほとんどですので、心配はいりません。

私が入院していたところでもお風呂の後に談話室や廊下で椅子に座って、ドライヤーをかけている人がいましたよ。

病院のお風呂には浴槽がない場合も!

私の入院していた病棟には残念ながら浴槽がなく、シャワーが3つ設置されていました。

シャワーは1つ1つ間仕切りされていたので、プライバシーの問題は大丈夫でしたが、浴槽がないということもありますので注意が必要です。

入院していた時に談話室で話をしていた他の患者さんからの情報によると、○○病院のお風呂は浴槽もあって広くて自宅のお風呂みたいにくつろげるなんて事を言っていました。

確かに調べてみると、一人が入れるような自宅のお風呂のような浴槽のところもあれば、銭湯ほどは大きくないけれど何人か入れるような浴槽のところもありました。

他にも介助用のお風呂が設置されている場所もあったりと病院・病棟によって事情は様々なようですね。

また、お風呂のお湯についても一人事にお湯を入れ替えるところもあれば、そのまま次々というケースもあったりと色々とあるみたいです。

入院先のお風呂がどんな感じかは病院のホームページに施設案内として写真で出ていることもあるので、気になる方は入院前にチェックしてみるといいですよ。

自分でお風呂に入れないときはどうなる!?

救急車で運ばれて、手術室がすぐに使えず手術室まで何日間か待っていた私がまさに自分でお風呂に入れない人でした。

利き腕が折れてるので動かせないし、痛みもひかないのでとても自分一人じゃお風呂に入れない。

そんな私の場合は数日経って、痛みが少し落ち着いてきた頃に手術もあるし、お風呂に入りますか?と看護師さんから声をかけられました。

それで事故後に初めてシャワーを浴びたのですが、片手は動くので自分で洗えるけれど、シャンプーだったりタオルを自分で取るのが大変だったので、物を置ける台を用意してもらってから入りました。

ですが、お風呂に入りたいなと思えるくらいの余裕があるのならば、看護師さんが検温に来たときにでも入っていいか聞いてみるといいと思います。

私の場合には振り返ってみても、痛みが激しかった頃は介助してもらっても無理だったと思うので、看護師さんたちの方でも患者さんの様子を見つつという感じなのかなとは思います。

一人で入れない場合でも遠慮せずに、看護師さんや看護助手さんの都合がつけば、お風呂に入るのを手伝ってもらえますし、私のように一人で入れるように工夫をしてくれるので聞いてみるのが一番です。

寝たきりの場合は!?

私が入院していた時に親しくなった患者友達の人が足の骨を折ってしまっていて、寝たきりという状態でした。

その人はお風呂場へ行くのも大変ということで、毎日看護師さんが蒸しタオルで体を拭いてくれて、お湯で陰部の洗浄もしてくれていたそうです。

髪の毛もベッド上で洗髪もしてもらえていたそうなので、寝たきりでも過度に心配する必要はないです。

ですが、談話室で後日そんな話をしたときに、人生で一番恥ずかしかったかもなんて言っていたのでとても恥ずかしいようです…

怪我で動けないから仕方ないと腹をくくるしかなさそうですね。

お風呂に入れない時に体を拭く物は用意されていない?

お風呂に毎日入れないとなると、夏場なんかはベタベタしてあまり気分がよくないですよね。

そういうときは病院によって違いますが、体用、陰部用、顔用と消毒された蒸しタオルが用意されているはずなので、「体を拭きたいのでタオルはありませんか?」と看護師さんに聞いてみましょう。

私の場合は片手が使えないので、自分で届く部分と自分じゃ届かない部分がありましたので、届かない部分は看護師さんにお願いしてやってもらっていました。

自分で用意が出来る体を拭くもの

基本的には用意してあるものがありますので、必要はないですがあったらいいなと思う物を少し紹介します。

夏場などでベタつくのが気持ち悪いけれど、何度もタオルをくださいと頼みにくいときや顔を拭きたい時に重宝するのが体用のウェットティッシュです。

他にも普段から利用されている方も多いデオドラントシートもこういう時に使えますので、自分で病院内の売店に買い物に行けるようならば、1つ用意しておくとスッキリしたい時に使えていいと思います。

もし、自分で買い物に行くのが難しい場合には家族や友人に差し入れしてもらうか、自分でネット通販で購入することが出来ますよ!

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まとめ

私の入院生活で体験した病院のお風呂事情をまとめてみました。

慣れないというのももちろんあるでしょうが、やはり自宅のお風呂とは満足度は全然違いますね。

退院して、自宅に帰ってからのお風呂は本当にスッキリして気持ちよかった!ってのをはっきりと記憶しています。

入院経験があるという人を対象にしたアンケートでも入院生活で不満があることの上位がお風呂問題ですし、多少の我慢はしないといけない部分なのかなと思います。

早く病気や怪我を治して、自宅のお風呂や温泉に旅行に行けるようになるといいですね!