こんにちは Nanaです。
利き手を骨折してしまうと、日常生活をする上で色々と不便がありますよね。
その中でも利き手で食事が出来ないとなると、利き手ではない方で食べなくてはなりません。
私も右腕の上腕を複雑骨折した経験があるので、その時は食事に対するストレスがすごかったのを今でも覚えています。
今回は利き手が骨折してしまったときにどうやって食事をしたらいいかや食べやすいメニューについて紹介していきたいと思います。
利き手じゃない方の手は上手く使えるようになる?
利き手が骨折していて使えないならば、利き手じゃない方で食事をしなくてはなりません。
骨折をしている間に上手く反対の手で食事を食べれるようになるかと言われると練習をすれば食べれるようにはなると思います。
ですが、私も最初は利き手ではない左手で食べればいいと思って、左手で食事をするようにしていたのですが、とにかく時間がかかってしまいます。
そんな事をしている間にすぐにお腹いっぱいになってしまうので、ダイエットにはいいかもしれませんが全然食べれないという意味ではかなりストレスがかかります。
ですので、骨折している体としてはしっかり栄養を取らなくてはいけないのでこの状態はよくないですよね。
食べるときの道具を工夫しよう
利き腕が骨折しているときにはまずは普段の箸やスプーン・フォークで食べるのを諦めるようにしましょう。
普段使っている物では私も体験しましたが、どうしても上手く使えないのです。
ですから、例えば箸の場合にはこのようなピンセット型やトング型の箸を使うようにすると不自由な方の利き手であっても、利き手じゃない方でも普段の箸よりは上手く使って食べることが出来ます。
そして、同じようにスプーンの形をした箸もありますので、これも通常の箸よりも全然使いやすいので検討してみる価値があります。
また、箸やスプーン・フォーク以外には持ち手がついた汁椀もあるととても便利です。
味噌汁とかを食べるには持ち手がついていると食べやすくなります。
食べやすいメニューを選んであげよう
食べるときの箸やスプーン・フォークを骨折している時にでも使いやすいように作られた物に変えるのも非常に大きいです。
しかし、これだけでは食事の時のストレスは軽減されません。
一手間加えてあげる
その理由は普段どおりのメニューだと食べにくいものがいっぱいあるからです。
例えば、普段はよく食べる焼き魚などは骨を取る必要性がありますが、これを左手で食べながらなんてことはストレスが物凄いです。
私が入院していたときに病院食で焼き魚が出た日があったのですが、食べにくくて格闘しているうちにお腹いっぱいになってしまったので、魚はほぐしておいて下さいと頼むことになりました。
これと同じように自宅でも焼き魚をメニューに出すならば、ほぐしておいてあげるなどひと手間かけてあげるようにして下さい。
出来ることならば、他の食べ物でも普段は箸などで小さくしたりしているのが骨折をしていると大変なので、一口大サイズにしてあげることで食べやすくなると思います。
食べやすいものを選ぶ
また、箸よりはスプーンやフォークの方が使いやすいので、出来る限りスプーンやフォークを使って食べるものや素手で食べられるメニューを選んであげるのもポイントです。
素手で食べられる物
素手で食べられるものだけで1日のメニューを組むことは難しいですが、朝食や昼食は素手で食べられるものにすることが出来ると思うので、以下のような物を食べるようにするといいです。
- おにぎり、お寿司(巻物)、おいなりさん、お餅
- ハンバーガー、サンドイッチ、パン、ホットドッグ、ピザ、中華まん
- 焼き鳥、串カツ
- フライドポテト、フライドチキン
私も実際に骨折していた時は朝食にはパンまたはサンドイッチをよく食べていました。
スプーンやフォークで食べられる物
ご飯ものは丼系の親子丼、そぼろ丼、ねぎとろ丼、いくら丼、牛丼、麻婆丼、中華丼、天津飯やオムライス、カレーライス、ハヤシライス、チャーハン、ピラフ、赤飯、炊き込みご飯にしてあげると食べやすくていいです。
出来れば、白飯よりは上に何かが乗っている丼ものや調理してあるものの方が一緒に米以外も取れるのでおすすめです。
また、おかずとしてはこんな物が考えられます。
- 豆腐(冷奴、揚げ出し)
- ポテトサラダ、タマゴサラダ
- 餃子、焼売、春巻き、たこ焼き
- 茶碗蒸し、煮物
- かぼちゃ煮とか大学芋とか
- ミートボール、煮込みハンバーグ
- スープ類
最後に
利き手の骨折は骨折をした人でないと分からないかもしれませんが食事をはじめとして、日常生活で不便なことがいっぱいあります。
治るまでは我慢して暮らすしかありませんが、これを普段の食器で続けるよりは骨折した時用に開発された製品を使った方がその我慢のレベルも下がるので使ってみるのがおすすめです。
また、そういう道具をつかったところで普段のメニューを食べるのは難しいので、家族の方でメニューを考えてあげたり、自分でも食べやすいものを選ぶようにして過ごすようにしましょう。
不便な毎日だとは思いますが、少しでも参考になって食事を楽しむ余裕ができてくれたら嬉しいです。