こんにちは Nanaです。
私は大学生になったばかりの頃に大学の体育館で遊んでいるうちに左足の小指を骨折した経験があります。
電車で1時間半、家から駅と駅から大学までの徒歩を含めたら2時間の通学、通えないんじゃないかと絶望をしました。
ですが、入学したばかりで休学となると、せっかく仲良くなりかけた同級生達と一緒に卒業が出来なくなってしまいますよね。
そんなのは嫌!ということで松葉杖でしたが、気合いで通学をしました。
その時を振り返ってみて、どうやって通学をしたらいいか、学校生活をどう過ごしたらいいかをまとめてみました。
通学ルートを見直してみよう!
まず、最初に普段の通学ルートを見直してみることからはじめてみましょう。
骨折していて松葉杖をつきながら、通学するためには普段よりも少し時間がかかっても、体にとって楽な方法を選ぶ必要があります。
例えば、家から駅まで普段は徒歩で15分かかるところを松葉杖で歩くとなると、体への負担はかなり大きくなります。
そして、雨が降った場合には傘をさして松葉杖で歩くことは不可能(レインコートしかない)ですから、駅までどうやって行くかを考えなくてはなりません。
理想的なのは最寄りの駅などへのバスがあれば、徒歩で駅に向かうのではなくて、バスを利用することです。
仮にバスで席に座れなくても15分歩くよりは体への負担は軽くなりますよ。
また、学校が家からそれほど遠くない場合には家族の車やタクシーを利用しての通学がベストな選択肢になります。
タクシー代がどれくらいかかるのかなと気になる場合にはこちらのサイトを使うことでだいたいの料金を調べることが出来ますよ。
(※道路状況によって、料金は上がります)
参考 タクシー料金を調べるタクシーサイト電車での通学
駅を下見してあげて!
家から学校までの距離が遠くなく、家族の車やタクシーでの通学が可能ならばいいのですが、そうではない場合に問題になるのが電車です。
しかし、電車に乗るだけではなく、駅でも普段は使えた階段が松葉杖だと使えないためにエレベーターを利用しなくてはならないと状況が変わってきます。
家族が一度、通学ルートの見直しの際に下見をして、自宅の最寄りの駅・乗換駅・学校の最寄りの駅のエレベーターの位置を確認してあげる事が出来たらいいですね。
乗り換えのときに何号車に乗れば、学校の最寄りの駅のエレベーターの近くに出れると分かっているだけでも楽になりますよ。
そして、トイレの位置もどこの駅のはホームのどちら側にあるかなどもメモしておくといいですよ。
松葉杖での歩行は見た目以上に体力も使いますし、下手なうちは脇が痛くなって大変です。
なるべく松葉杖で歩く距離を減らしてあげるようにして下さい。
早い電車の時間に乗ろう!
満員電車の中で松葉杖で立っていることは乗車率によっては絶対無理に無理です。
まずはいつも乗っている時間の電車に乗るというのを諦めて、それよりも早い時間の電車に乗るようにしましょう。
仮に同じ時刻の電車がそんなに混んでいなくても、乗換にかかる時間や学校の最寄りの駅から学校までの移動時間を考えたら、早めに家を出る必要があります。
早い時間に出ることで混雑を避ける事が出来ますので、空いている時間帯の電車を上手く探してみましょう。
自宅の最寄り駅の位置によっては使える裏ワザ
私がこれは実践していたのですが、私の住んでいる最寄り駅の近くは始発駅より5駅目にあります。
普段通り、電車が来るのを最寄り駅で待っていると到着する電車はもちろん満員電車で座れません。
しかし、目的地と逆方向ですが一度始発駅まで戻って並んでから乗ることで、満員電車でも座ることが出来ます。
座っていれば、足を踏まれる可能性は無きにしもあらずですが、立っている状態と比べたら遥かに体への負担も楽です。
もし、自宅の最寄り駅が始発駅に近い場合にはこれも試してみるといいですね。
ただし、この場合は自宅の最寄り駅~学校の最寄り駅ではなく、始発駅~学校の最寄り駅の定期券を購入しないと不正乗車となり、違約金を徴収されることがあります。
参考 横浜から東京まで「座って通勤したい」 サラリーマン達の「折り返し乗車」はアウト?弁護士ドットコム遠慮しないで優先席を!
電車には優先席というのがありますが、これをフル活用するようにしましょう。
自分はまだ若いし使っていいの?と思う人向けに優先席の定義をおさらいしてみましょう。
特定の人が優先的に使用できるよう設けられた座席。
特に電車・バスなどの公共交通機関で、高齢者・体の不自由な人・病気やけがの人・妊婦などが優先的に使用できる座席。
優先座席。【大辞林より】
松葉杖で通学の人、明らかに病気や怪我の人です。
それもどちらかと言えば、立っているのが辛く大変な人だと思います。
ですから、優先席の位置を覚えておいて、そのあたりのドアから乗って譲ってくれる人が現れるのを待つといいですよ!
中には若いくせにみたいにケチをつける人もいたりしますが、気にする必要はありません。
骨折しているんですから、多くの場合はケチをつける人よりも優先席に座る権利があるはずです!
言われても無視、優先席に座る権利が明らかにありますから、堂々としていたらいいんです!
協力してくれる友達を探そう
怪我をした状態で学校生活を続けるためにはどうしても協力してくれる友達が必要になってきます。
高校よりも大学は広くキャンパス内で授業の度に教室移動で別棟へということや、昼休みには学食まで行くなんてこともあります。
その度に一人で松葉杖で重い荷物を持って移動ってかなり大変です。
出来れば、同じ方面から通っている友達で親しい人がいれば、その友達に松葉杖での通学の間協力してもらえないか頼んでみるといいですね。
私は大学に授業が始まるギリギリではなく、早めに着いて支度しているという友達にお願いして、彼と同じ時間に最寄り駅について大学までの間の松葉杖の時間をサポートしてもらっていました。
そして、雨が降った場合には松葉杖で傘をさして大学まではいけませんでしたので、駅前から学校までその友達とタクシーに乗っていっていましたよ。(もちろん自分が負担です)
1人協力してくれる友達が見つかれば、その友達の友達といった感じに仲良しグループみんなで色々と助けてくれるはずですから、まず1人気持ちよく引き受けてくれそうな人を探してみましょう。
ウィークリーマンションの利用
ここまで色々と通学をする際の方法を紹介してきました。
ですが、私も実際に体験して思ったのは松葉杖での通学は思っている以上に大変です。
そこで家から学校が遠い場合ですが、松葉杖がとれるまでの期間、学校の最寄り駅の近くのウィークリーマンションを利用してみるのはどうでしょうか。
タクシー料金と比べた際にどうかというのを計算してみて利用を検討してみて下さい。
ですが、松葉杖の状態での一人暮らしは様々な面で大変ですので、家族が一緒に住んであげるのが理想です。
もし、大学生で親は遠方に住んでいる場合には大学の寮だったり、誰か友達が住んでいる物件など手助けをしてくれる人がいる環境を探してみて下さいね。
その際には大学の学生支援室に相談をすることで力になってくれると思いますよ!
最後に
私は大学1年生の4月に体育館で左足の小指を骨折し、松葉杖生活を数ヶ月間していました。
思ってみれば、今の自分があるのはあの時に自分自身も頑張って通学をすることを諦めなかったからかなと思います。
もちろん家族や友達、大学の教職員の方々の協力があったからではありますが、この体験によってメンタルは強くなったと思います。
ピンチはチャンスなんていいますが、今は本人・家族ともに辛いときではあると思いますが乗り越えた先にはきっといいことがありますよ!
もし、個別にご相談があれば、メールフォームよりご連絡下さいね!