入院中の差し入れ 食べ物・飲み物で嬉しいものと嬉しくないもの

こんにちは Nanaです。

私も以前に入院していたときに友達がお見舞いに来てくれて、嬉しかった事があります。

しかし、ちょっと嬉しくない差し入れと共に来てくれる人もいるんですよね。

ありがた迷惑な差し入れには色々とあるのですが、その1つが食べ物と飲み物、つまり飲食物なんです。

そうは言われても、お見舞いギフトの売筋は食べ物に飲み物じゃん? 何を差し入れたらいいの?ってなりますよね。

そこで今日は入院中に飲食物の差し入れをするなら、これだ!という私が実体験から欲しかったものを紹介していきたいと思います。

飲食物で一番嬉しいものは水!

入院されている方の症状によっては飲食物のお見舞い品はありがた迷惑なものもあったりします。

しかし、例外なのは飲料水なんです。

もちろん病院内でも看護助手さんが食事の際などにお水やお茶を配りに来てくれるんですが、全然足りません。

ですから、私は入院中に病室のあるフロア内の自販機に水を購入しに行っていました。

特に私は利き腕の骨折で入院をしており、自販機で物を購入するにも片手ですから、一度に持てる量もペットボトル1本が限界と買い物するのも大変でした。

まだ、私のように動けるような人はいいですが、そこまで行くのにベッドから車椅子に乗って移動しないと行けない人や寝たきりの人は買い物出来ません。

だいたい普通の人は1日に500mlのペットボトルで2本くらいの水は飲みますから、誰かがお見舞いの際に買って持って来てくれるだけで嬉しいですね。

もし、冷蔵庫に入り切らなくてもそのまま飲めますし、飲むときにまた冷蔵庫で冷やせばいいだけですから、非常におすすめです。

お茶やコーヒー、ジュースはちょっと待って!

喉が渇いて水分補給のためなら、水じゃなくてもいいと思いますよね。

しかし、お茶の中でも紅茶やコーヒー、ジュースには糖分が含まれています。

私が骨折して入院していたときに入院されていた方で事故で骨折して入院中だけど、持病で糖尿病があり、食事制限があるという方がいました。

骨折して入院しているから、食事制限はないと思っていても、そういう方の場合にはありがた迷惑な差し入れになってしまうので注意が必要です。

また、お見舞いギフトのジュースセットもありますが、あれもありがた迷惑です。

理由としては量が多く、飲みきれないし、冷蔵庫にも入り切らないからです。

家族が頻繁にお見舞いに来ていたら、持ち帰ってもらうことは出来ますが、そうではない場合は迷惑になりますので、入院している方の環境をよく考えた上からにしてくださいね。

食べ物で嬉しいのはご飯のお供

入院された方なら、分かっていただけると思うのですが、病院食って味付けが薄いんです。

そして、おかずに対してのご飯の量が多い…

俺は白米だけでもガンガン食べれるぜ!なんて方ならいいのですが、個人的にはしんどい方でした。

そういう時に嬉しいのって、子供のときにはよくかけたりしていたふりかけ類なんです。

他にものりの佃煮とか鮭の瓶詰めは白いご飯の上に乗せて食べたり出来るのでおすすめです。

病院の売店でも、色々な種類が入った大人のふりかけミニが売ってたりするくらいですから、入院患者が欲しいものであるのは間違いないはずです!

ただし、食事制限がある方は病院の決められた食事以外はNGなので、確認が必要です。

追記:おすすめの差し入れふりかけをまとめてみました。

入院中の差し入れにオススメなふりかけをピックアップ!

差し入れするときに注意がいる食べ物

ゼリーやプリン

確かに食事制限がない場合には病院食だけは満足できない! 普段のようにゼリーやプリンも食べたい!

そういう欲求は特に女性の方は入院していると出てくると思います。

ですが、お見舞いセットのゼリーって9個または12個入り、プリンは6個入りが多く、とても部屋の冷蔵庫に入り切らないし食べきれないです。

家族が頻繁にお見舞いに来ていて、本人の身の回りの品をあれこれと持ち帰れるなら状況は変わってきますが、こんなにもらっても…ということにもなるので注意が必要です。

それならば、お見舞いに1度行き本人に会った上で何か食べたい物とかない?と聞いてみてください。

その上で本人がゼリーやプリンを食べたいと言うならば、病院内の売店か近所のスーパー、コンビニで必要な分だけ買って来てあげるようにしてください。

果物

入院している人の病室に果物が入ったかごが置いてあって、看病している家族が果物を剥いている。

ドラマで1度は見たことがある光景じゃないでしょうか?

でも、入院のときの注意にナイフ、カミソリ、爪切り等刃物は持参しないでくださいと書いてある病院もあるんです。

要するにドラマのようなお見舞いは持ってこられても、剥いて食べる事が出来ないので迷惑なんです。

家族がお見舞いに来て、持って帰ってくれたとしても生物ですから、本人の口に入ることなく終わるなんてことも…

もし、果物が好きな人でどうしてもと言うならば、スーパーなどでもあるカットフルーツか、家で自分で剥いた物をタッパーに入れて持って行く。

ただし、この時も病院食を食べるのに使っている箸はあっても、フォークは持ってないということもありますので、持参して下さい。

他にはみかんなど、皮を手で剥いて食べられるものか、ぶどうのように皮ごと食べれるものにするといいです。

匂いのあるもの

病院食はヘルシーかつ味付けが薄い物が多いので、若い人だと余計に普段の食事が恋しくなります。

私もあれ食べたいな… これ食べたいなというのはありました。

ですが、その食べ物をお見舞いのときに持ってきてもらうのはいいのですが、多くの場合は大部屋で相部屋ですよね。

特に匂いが強く残るようなものだと、普段からあまり体調が良くなく気分が悪い方には苦痛となることもあります。

食べ物の恨みは怖いなんて言ったりしますが、退院したらあれを食べたいという願望は入院されている方なら誰でもあったりすることなので、あの人はお見舞いに来てくれる人があれこれ差し入れしてくれていて羨ましい。

そんな嫉妬から、同室での人間関係がこじれて入院生活に余計なストレスがかかったら、入院中の家族や友達が可哀想ですよね。

ですから、同室の患者さんへの配慮も重要です。

最後に

入院中の人を思って、あれこれと考えてくれるのは入院している身からするととても嬉しいことです。

ですが、その人の病状によってはどんな差し入れでも嬉しくないというか、ありがた迷惑になってしまうこともあります。

入院生活でこういうのが欲しいだろうと推測で差し入れするよりは、何が欲しいか事前に確認してから差し入れをしてあげる方が喜ばれると思います。

また、飲食物の差し入れしようとする場合には必ず、食事制限があるかを確認するようにして下さいね。

個人的には飲み物なら水、食べ物ならふりかけ類が鉄板だとは思います!