高校を中退すると後悔する? 後悔している人へ伝えたい生きるためのヒント

こんにちは Nanaです。

私ももう20年くらい前になりますが、通っていた高校を中退した経験があります。

私は世間的には偏差値が高く良い高校と思われるところに通っていたのですが、学校の雰囲気に馴染めないということもあって、こんな学校生活を続けていくということに対して、疑問を持ってしまいました。

結果、学校に通うよりも何かいいことがあるんじゃないのかなと思って、親の反対を押し切って高校を中退してしまいました。

そんな私が高校を中退してから、約20年たって高校を中退したことを後悔していますか? どんな事に対して後悔するの?ということを今日はお話していこうと思います。

高校を中退しようと思っている人、中退してしまって今後どうしたらいいかと悩んでいる人の役に立てれば幸いです。

今になって、高校を中退した事を後悔している?

私は今でも高校に通っていたら、違う人生だったかなと思うことはあります。

でも、違う人生だったとしてもその人生が今の人生よりも幸せなのかと考えてみると、それは誰にも分からないですよね。

それにいくら後悔しても、高校を中退したという事実は取り消せません。

後悔とは自分が過去に行ったことを悔やむという意味ですが、私は後悔にも2つ種類があって、中退したことを後悔をしてそれのせいで自分は上手くいっていないと思うことと後悔はしているものの今より上手く人生がいく方法を考えて行動するというのがあると思います。

そして、私は高校を中退した事で自分は上手くいっていないと考えていては何も現状は変わらないと思います。

ですから、私が常に思っているのは昨日の自分よりも、今日の自分の方が何かしら成長していたい。そして、今日の自分よりも明日の自分は成長するんだということです。

もちろん毎日が成長じゃなくても1週間や1ヶ月のトータルで見て、自分が何かしら成長していくように生活をしていたら、高校を中退したことを後悔して、今の人生を否定したいとは思わなくなると思います。

そういうわけで私はトータルで見れば、高校を中退した事は多少は後悔はあっても、それのせいで現在の自分はダメなんだとは思うことはありません。

だから、高校を既に退学してしまったことを後悔しているという人にはそこで立ち止まらないで今の自分よりいい自分になる方法を考えて、行動に移してもらいたいと思います。

この考え方さえあれば、高校を中退してしまっても、道は必ず開けると思います!

高校を中退したことで起こる後悔あれこれ

基本的には私は後悔しても、そこで立ち止まらないで前向きに何かしらのアクションを起こすようにしてきたので、中退しないで高校にそのまま行っていたらよかっただろうなと思うことはほとんどありません。

ですが、高校を中退したことでこういう事は確かに出来なかったなとか、苦労したなとか色々とあることも事実なので、こういう時には高校を中退した事を後悔したというのを紹介していきたいと思います。

もちろん後悔しても何も変わらないので、そこでどうやって乗り越えたかというのも一緒に伝えていきます!

高校を中退した直後の後悔

高校を半年しか通わずに中退した直後の私にとっての後悔は高校をやめたことによって、後ろめたい気持ちになったことでした。

小学校や中学校の同級生が高校に通っているのに自分の居場所はないという感じですね。

大学は行くつもりなので、大学入学資格検定(現在の高等学校卒業程度認定試験)はちゃんと合格するからと親の反対を押し切って退学して家で1人で勉強するといってもなんとなく家にいるのも申し訳ない。

自分が高校を中退した事で親は悲しんでいるだろうなという事を考えても悲しい思いをしました。

でも、この時にも先程紹介した後悔してても何も変わらないという意識から、高校を中退する時に親と約束した大学には行くというのを守るために自宅で1人で大学入学資格検定に向けて勉強をすすめて、独学で2年間(同級生が高校2年生のとき)で合格しました。

ですから、高校を退学してしまっても自分の目標だけはしっかりと持っていて欲しいと思います。

個人的には専門学校や大学に行こうという思いのありなしに関わらず、高等学校卒業程度認定試験に合格するか、高校の再入学や通信制高校などに通うという道をまずは選んで欲しいと思います。

この理由としては、もちろんいくつになってからでも高等学校卒業程度認定試験に向けての勉強を始めることは出来ますが、退学直後の方がまだ中学から高校に通っていた時代に学習した内容を覚えているから、勉強にかかる苦労が減るのです。

そういうわけで、高校を中退した事に悩んでいるならば、まずは他の高校に入り直したり、通信制高校や高等学校卒業程度認定試験のための予備校などに行くために資料を取り寄せるという行動から始めてみて欲しいです。

悔やんでいる時間があるならば、現状を変えようという気持ちを持ってアクションを起こしてみてください!

高校を中退したことの後悔(大学時代編)

私は大学入学資格検定(現在の高等学校卒業程度認定試験)には合格したものの、どこの大学に行きたいとか学部に行きたいというのがありませんでした。

そういうわけで、大学入学資格検定に合格後にフリーターのような生活を20歳くらいまで続けてから、その中で興味が湧いたコンピューター関連を学ぶために大学に進学しました。

そんな大学時代に感じた高校を中退したことによる後悔は大学で出来た友達と高校時代の話(修学旅行とか部活動など)をするときでした。

大学にもなると、浪人している人もいれば、私のように高校を中退して大学入学資格検定に合格してから大学にという人もいるので、自分の経歴によって大学で友達を作る上では苦労をすることはあまりありません。

大学での友達の作り方 今からでも間に合う効果的な方法7選!

でも、みんな楽しそうな高校時代を送っていたんだなという話を聞くと、高校を中退せずに行っていた方がよかったのかなと思ったりすることがありました。

といっても、大学には色々な経歴の人もいますから、大学生活では高校を中退したことで起きる後悔はそんなにないと思います。

高校を中退したことの後悔(就職活動編)

高校を中退したことによる後悔の中では高校を中退した直後の親に対しての申し訳ないという気持ちからの後悔と同じくらいの問題だったのが就職活動のときでした。

まず、就職活動のときに履歴書を書きますがこの時に毎回のように高校を中退した事と大学入学資格検定に合格して大学に行ったことを書く必要があったので、高校を卒業しているよりも手間がかかるのです。

1社ならいいですが、何社もとなると手間が結構面倒となりました。

でも、これは大したことではなくて、それ以上の問題が高校を中退したことによって就職活動が不利になるということです。

会社や採用担当者次第ではありますが、高校を中退した人は仮に採用しても辞めるんじゃないかなと思って同じくらいの評価の人がいれば、高卒の人を優先して採用するという傾向があります。

そして、これが理由で書類選考で落とされている可能性もあるでしょうし、面接の時にはどうして高校を中退したのかという事を聞かれる事が多いです。

私は大学を卒業した後に大学院修士課程(2年間)を経ての就職活動でしたので、高校を中退してから5年以上の歳月が経っているにも関わらずその事を聞かれました。

こっちからすれば、若気の至りで高校を中退するという道を選んでしまったけれど、それ以降自分で努力して大学入学資格検定も合格して大学もちゃんと卒業したのだから、それ以降を評価して欲しいところです。

ですが、まだまだ日本の多くの会社では高校を中退した事をあれこれと問題にする会社が多いのも事実です。

評価してもらうための材料を作ろう

高校を中退したことは一般的に就職活動においてはマイナスイメージになります。

私も就職活動が上手くいかなかった時期には高校を中退した事がネックになっていると後悔をしました。

でも、紹介したように後悔してては何も始まらないので、高校を中退した事がマイナスイメージなら、それ以外で自分のプラスイメージを作ろうというのを考えたのです。

幸いにも私は高校を中退した事で親に迷惑をかけたという思いが強かったので大学時代は模範の学生のように勉強に打ち込んだので大学の卒業時の成績は2番でした。

ですから、就職活動時に大学時代の成績表を履歴書と一緒に出すのですが、履歴書だけじゃなくて、成績表まで見れば物凄い優秀な人に見えるのです。

そういうわけで、面接で高校を中退したことを聞かれたときの回答として、私は高校を中退したときは高校に通うという生き方に対して疑問を持ってしまい退学してしまい、色々親に迷惑をかけたことをとても申し訳ないと思っている。

それにも関わらず、大学の入学金や授業料を出してくれた親に対しての感謝の気持ちから大学・大学院と一生懸命勉強をしたという感じの話をすることにしました。

その結果、高校中退の人は一流企業には入れないとも言われていますが、一部上場企業でシステムエンジニアとして採用をされて、働いていました。

ちょうどその時の人事部長が私の事をとても評価してくれたのですが、高校中退したことを完全に否定してくる人もいますが、その後の努力を認めてくれる人もいますので、自分だけの強みを何か作るように努力することでこれを乗り越える事が出来ると思います。

高校を中退したことの後悔(交友関係編)

そして、最後の交友関係についての後悔ですがこれは高校を中退した直後から、大学時代くらいまではあった後悔です。

地元の友達に高校を中退した事が知られているかも?と思うとなんとなく後ろめたい気持ちも会ったので、友達に会いたくないなという気持ちがありました。

これは大学に入ってしばらくしてからはちゃんと大学に通っているしということで後ろめたい気持ちも無くなっていったので普通に友達とも付き合う事が出来るようになりました。

ですが、高校を中退してしまってアルバイトもしてなければ、ニートというわけなので再入学にしても通信制にしても高校に通っていれば、こういう気持ちなくなるのかなと思います。

また、彼氏や彼女が出来た時に相手から高校どこ?とか聞かれるのも高校を中退していると生まれる交友関係での問題です。

私は高校中退→大学卒業→大学院修了という最終学歴なので、学歴面でのコンプレックスはありませんが、高校中退が最終学歴だと特に男性の場合は彼女に恥ずかしくて言えないということもあると思います。

同時に交際相手と結婚という時にも相手の親が学歴を気にする人の場合にはやはり高校中退はイメージが悪いと思います。

最後に

高校を中退したことを後悔するかしないかと言えば、高校を中退した人のほとんどは何かしらで後悔をしたことがあると思います。

ですが、高校を中退した事を後悔しても何も変わらないと思って、現在の自分を変えようとし続けてきた人にはきっといい人生が待っています。

ですから、高校を中退してしまったという人は中卒のままでは今の世の中はいい仕事に就くことは非常に難しいので、まずは進学を考えて別の高校に進学することや高等学校卒業程度認定試験に合格することを考えて欲しいのです。

そして、進学した後には他の人よりも勉強をして、就職活動のときに自分の強みとなるような事を作って欲しいです。

また、高校を中退しようかと悩んでいる人は私が今回紹介してきた中退してしまった事によって生まれた後悔を自分も味わうことになってもいいのかということを考えてみてください。

人間関係でどうしてもキツイという場合は中退も止むを得ないかもしれませんが、中退することで生まれる苦労も数多くあります。

そういうのもあって、親は中退することを反対する人が圧倒的に多いので、しっかりと親と話をするというのが非常に重要です。

高校を中退したいのに親が反対して困っているというあなたへ知ってほしいこと!

私が後悔したという話をあれこれとしましたが、悩んでいて話を出来る相手もいないという人で相談をしたいという方はこちらからどうぞ!