入院中のお見舞い 行くタイミングは手術の前後は厳禁!?

こんにちは Nanaです。

家族や親戚、友達が入院したという知らせを聞くと居ても立っても居られなくなってしまいますよね。

心配だから、お見舞いに行ってあげたい…

でも、本人の体調だったり精神的な面だったりと気になって、いつ行ってあげたらいいかのタイミングを見計らうってなかなか難しいです。

今回は骨折して入院した経験がある私がこのタイミングだったらお見舞いに来てもらっても嬉しい。

このタイミングだけはちょっとやめて欲しいというのを伝えていきたいと思います。

一般的にお見舞いに来てほしくないタイミング

骨折して入院していた事がある私の経験からすれば、怪我での入院の場合には入院直後のお見舞いは来てほしくないです。

理由は入院直後の場合は受傷直後でもあるので、とにかく痛くて、人と話すような状況ですので人に会いたくないです。

私の場合は入院直後から2日くらいは親が入院のための荷物を持ってきてくれていましたが、あまり会話もしませんでした。

そして、もう1つ来て欲しくないタイミングは手術前日から2~3日前や手術後2~3日です。

手術前は手術に対する怖さからくる不安もさることながら、手術成功するかなや手術成功したらちゃんと治るのかななど、あれこれと考えがちです。

そういう時は親ならば、ちょっと安心したりはしますがなるべく近親者や恋人など以外には来てほしくないです。

続いて手術後ですが、これも手術後当日から翌朝にかけては麻酔が切れるタイミングでもあるので、痛みがあります。

この状態の時も人と会話したり、余裕がある状態ではないので、気を使うような相手には来てほしくないです。

ですから、この時も親や兄弟など本当に近親者だけに会いたいです。

ポイント

一般的にお見舞いに来て欲しくないタイミングは以下の2つ

  • 怪我の場合の入院直後
  • 手術前の2~3日と手術後の2~3日

入院している人との関係別 お見舞いのタイミング

一般的にこのタイミングは避けて欲しいという話をしてきましたが、お見舞いに行くタイミングは入院している人と自分の関係性が非常に大きなポイントだったりします。

例えば、自分が入院したときをちょっと想像してみましょう。

病気や怪我で入院… 手術の日まではまだ時間がある日々ってものすごく不安です。

私は事故で骨折をして救急車で運ばれて入院、手術日までは数日ありました。

入院直後は痛みも凄いし、手術日が近付けば今度は不安になってきます。

人によっては家族でも弱ってる姿を見られたくないという人もいるでしょうが、そんな状態の時に会っても大丈夫って思うのは誰でしょうか?

考えてみると、親や兄弟姉妹など一緒に住んでいる家族や住んでいた家族くらいですよね。

ですから、本人の性格を考える必要はありますが、親子や兄弟など同居をしていたことがある相手ならば、先程紹介したタイミングも確かに大事ではありますが、なるべくお見舞い出来るときに顔を見せてあげるといいと思います。

親戚の場合

まず、親戚(祖父母、伯父伯母、従兄弟など)の場合にはその人との普段の付き合いの深さを考えてみましょう。

祖父母であっても同居している祖父母と同居していない祖父母では人間関係の深さが違います。

同居している場合や同居していた事がある場合には親・兄弟と同じように本人が弱ってる姿を見られたくないというタイプの人間でなければ、お見舞いに行ってあげるといいと思います。

続いて、あまり普段から会うことがない親戚の場合です。

遠く離れて暮らしているために会うことはなかなかないという親戚でも、親しい人とそうでもない人というのがいます。

親しい人ならば、本人や同居している家族に状態を聞いた上で、会いに行けるタイミングで行ってあげるのがいいと思います。

普段からそんなに付き合いがない場合には、普段から会ってないのにこういう時に来てもらうのは何となく悪いと思われたり、こういう姿を見られたくないということがあります。

ですから、入院直後や手術直後を避けて、体調が回復傾向になって来そうな時期になったら同居している家族に状態を聞いた上でお見舞いのタイミングを検討してみましょう。

友人の場合

友人の中には家族同様の付き合いをしている人もいれば、学生時代の友達など疎遠気味の友人もいたりします。

これも入院した経験からすると、友達でもこの人ならば来て欲しいけれど、あの人はこのタイミングで来られたら困るなんてことがあります。

入院中って、病気や怪我によっては痛みもありますし、気分が落ち込んだり不安な気持ちに苛まれています。

そんな姿を見られたくないっていう相手とそういうのも曝け出せるような友達、親友というような人っていますよね。

ですから、お見舞いに行こうと考えている人は自分と入院中の相手の関係はどの程度なのかというのを考えてみるといいと思います。

その上で、かなり親しいと思うならば本人にお見舞いに行っていいかを聞いてみるといいでしょう。

そうでもないかな?と思う場合にはすぐにお見舞いに行くという話をせずに病状の回復を待ってお見舞いについての連絡をしてみるのがいいと思います。

職場の人の場合

最後に職場の人の場合です。

職場の同僚でもプライベートで付き合いがある友人のような人もいれば、ただ職場だけでの付き合いという人もいます。

プライベートの付き合いがある場合には友人と考えて、入院直後や手術前後を避けて、ある程度本人の体調が上向いてきたところでお見舞いに行くのがいいタイミングだと思います。

そして、職場だけの付き合い程度の場合は性格によりますが、お見舞いに来て欲しいと思う人もいれば、そこまで親しくない人には弱っている姿を見せたくないという人もいます。

ですから、そんなに親しくない場合には入院中にお見舞いにいかないで、退院後に付き添っていた人へ代表者がお見舞いを渡すいう選択肢も出てきます。

お見舞いのときの注意点 あれこれ

お見舞いにいっていいか尋ねるときの注意点

人によっては近親者以外はお見舞いに来て欲しくないと思っている人もいます。

ですから、手術も終わって体調も上向いて来た頃だろうから、そろそろお見舞いに行こうと決めて、「○○日にお見舞いに行ってもいい?」と日にちを決めて行く前提で尋ねるのはやめましょう。

まずは本人がお見舞いに来てほしいかどうかが分かりませんので、「お見舞いに行ってもいい?」と本人の意思を確認することが重要です。

病室でのマナー

まず、個室でない場合にはお見舞いに訪れたい相手以外にも入院している患者さんがいるということを考えなくてはいけません。

中にはお見舞いに来てくれる人がいなく、寂しい入院生活を送っている人もいますので、そういう人の神経を逆撫でするように大勢で押しかけて騒いだり、小さい子供を連れて行くなどは絶対にやめるようにしましょう。

※小さい子供は騒ぐだけではなく、感染症などの原因になる菌を運んでくる可能性があるので、面会禁止という病院もあります。

そして、もう1つ重要な事が病院の面会時間を守ることです。

やむを得ず面会時間以外に付添の家族が荷物を届けるということもありますが、そういう時以外では面会時間を必ず守るようにしましょう。

先述のようにお見舞いに来てくれる人がいないような人からすれば、面会時間を守らない面会者が来てる事すら腹が立ったりします。

入院中の患者さんの気持ちを考えて

お見舞いする側からすれば、心配して会いに行ったら、思っていたより元気そうだ!なんて安心して、長話しがちになったりします。

ですが、入院している人からすれば、なるべく心配をかけないように元気に振る舞っているだけかもしれません。

そして、元気そうに見えてもまだまだ病み上がりで体力も低下している状態ですから、無理をさせてはいけません。

他にもお見舞いの人が来ている可能性もありますから、長くても30分くらいまでにして、負担をかけないように気をつける必要があります。

お見舞いする側の都合ではなく、相手が疲れてそうに見えるときにはもっと時間を早く切り上げるなど、患者さんの状態ファーストで行動をするようにしてください。

患者さんに掛ける言葉も大事

また、もう1つのポイントが患者さんに対して掛ける言葉です。

お見舞いのメールでもそうですが、事故の場合にはどうしてこんな怪我を負ったのか事故状況などを聞くのはタブーです。

私もそうでしたが、事故の事を思い出してあの時にこうしておけばよかったかもと後悔をしていたりしますから、蒸し返されるのは気分が悪くなります。

そして、色々とたいへんでしょ?とか心細くないですか?のような同情するような言葉も避けた方がいいです。

大変だし、心細いのは入院している人はみんなそうなんだから、察してくれ! それ言わなくていいじゃんって気持ちになります。

ですから、入院している人はずっとこのまま病院に入院していたいわけではないので、元気になれるような励ましの言葉をかけてあげるのがいいです。

励ましの言葉といっても、仕事の話などは本人にとってプレッシャーがかかりますので、退院したら食べたい物があれば、ご飯に行こうとか楽しくなれるものがいいですよ。

最後に

入院している人にとってお見舞いは嬉しいものです。

しかし、入院中にはいつもの姿とは異なりパジャマ姿で毎日お風呂も入れないので頭もボサボサだったり、心身ともに弱っていたりかっこ悪い姿です。

それを見せてもいい相手、見せたくない相手というのがあるというのをまずは念頭においてください。

その上で自分と相手の関係性ならば、そういう心配事はないだろうと思ったら、相手がお見舞いに来て欲しくないタイミングを避けて、お見舞いに行くことを検討してみましょう。