大学で友達がいないことはメリットとデメリットどっちが多い!?

こんにちは Nanaです。

大学生になったのに大学で友達がいない…

こんな大学生活になるはずじゃなかったんだけどなと思っている人いませんか?

友達がいないことは決して悪いことではありませんが、友達がいないことのメリット・デメリットについては把握してもらえたらなと思います。

その上でやっぱり友達が欲しいということならば、友達作りをすればいいわけです!

最後に友達作りの方法についても紹介していますので、まずはメリット・デメリットから見ていくことにしましょう!

大学時代に友達がいないことで生じるデメリット

授業を休めない

私は大学生のときにスチューデント・アシスタント、大学院生のときにティーチング・アシスタントとして、授業の手伝いをしていた経験があります。

その経験から振り返ってみると、友達がいる学生は仮に授業を休んでも友達からノートを借りたり、親しい先輩がいれば、その人から分からない部分を教えてもらったりしていました。

逆に友達がいない人は休んだ日の授業内容を教員に質問するしか方法がありません。

しかし、教員も忙しい身ですから、休んだから個人的に教えて下さいはまず無理だと思います。

(授業休んだので、教えてくださいと堂々と言ってくる学生がたまにいましたが、私の指導教員は研究室にそういう風に質問にきても相手にしなくていいと言ってました)

自分でその部分を学習した上で質問をするという事ではない限り、教えてくれないというケースがほとんどでしょう。

また難しい授業となると、1度休んだだけで意味不明度が増して、手がつけられないなんてこともあったりします。

休んでしまった分を自力で取り戻すのはなかなか大変ですから、ノートを借りられる友達や情報を教えてくれるような友達がいるにこしたことはないです。

ただし、重要な試験日やレポートの期日などは掲示板に貼られるので、休んだからといって単位を落とす事に直結するわけではありません。

就職活動の情報交換が出来ない

私が就職活動をしていた時期はリーマン・ショック後の就職氷河期でした。

就職活動の際には大学内でもあれこれと就職支援イベントが行われていますが、就職活動を熱心にやっている友達がいるとそういう情報提供をしてくれたりします。

さらに学内のイベントだけではなく外部の就職支援セミナーに行っていると友達がいれば、どんな雰囲気なのかも知ることが出来ますし、そういうイベントがあるという事を自分から調べなくても自然と学内で出会って雑談をしたときに教えてもらえたりもします。

こういった部分は友達がいないと、就職活動の際には人一倍アンテナを張り巡らせて情報を集めをしなくてはいけませんから、なかなか大変なのではないでしょうか。

特に私が就職活動をしていた時期は就活中の学生にとっては大変な時期でしたから、励まし合える友達はいた方がよかったなと思います。

また、誰々はもう内定もらえたみたいな話も友達から友達へと噂で入ってきますから、自分も頑張らなきゃという気持ちにもさせてくれますよね。

大学内にいるときに孤独感がある

隣の芝生は青いということがありますが、友達がいて楽しそうにしている人たちを学内で見かけるとふと寂しくなったりします。

特に大学進学のために親元を離れて1人暮らしをしていて、大学に友達もいないとなると1日誰とも話をせずに終わることも…

そういう毎日の大学生活がつまらなくなって、大学に行くのが嫌になって中退をしたというケースも近年は多いそうですよ。

大学時代に友達がいないことで生じるメリット

マイペースで大学生活をおくれる

友達を作らないことで大学生活をマイペースで過ごせるようになります。

例えば、大学生活で友達を持つということは、授業の間に食べる昼食も友達と食べることが自然と多くなりますが、1人なら昼食のタイミングも場所も自由です!

そして、今日の授業が終わったら、遊びに行こうや飲みに行こうなどの誘いもありませんから、自分のやりたいことに時間を費やすことが出来ます!

その時間を利用して、趣味を極めたり資格取得に励んだりというのも1つの大学生だから出来ることです。

グループのしがらみがめんどくさい

これは私の実体験ですが、あるグループ内のA君(一緒のアパートに住んでいた)をめぐってBさんとCさんがライバルという三角関係というのを見てきました。

最初はA君とBさんが付き合っていたのですが、Bさんが忙しい時期に学内や住んでいたアパートの近くでA君とCさんが仲良くしている姿を見かけるようになり…

気がついたら三角関係となっていて、同じグループではないものの住んでいるアパートも同じだし、A君とは割と親しい関係だったので、物凄く気まずい状況になっていました。

私としてはBさんとCさんどちらを応援したいわけでもないですが、2人とも周りの人達を味方につけようって感じになり、周りのグループまで巻き込んで色々とめんどくさい状況へと突入です。

特に私はA君と同じアパートに住んでましたから、BさんからもCさんからもA君の様子を聞かれたりとたまったもんじゃないです…

恋愛が自由に出来ない

グループのしがらみとも似ていますが、グループ内に同じ相手が好きな友達がいると友情をとるか恋愛をとるかという選択を迫られます。

どこか特定のグループというのにどっぷり浸かっているケースでは恋人は出来たけれど、友達を一気に失う可能性もあります。

その具体例なのがさっきの三角関係の話で、Cさんは結局A君をBさんから略奪したみたいな感じでグループから仲間はずれにされてしまいました…

個人的には友達がいた方がいいと思う

私自身の大学時代の友達付き合いや大学院時代の後輩を見てきた経験からすれば、多くの人にとっては友達がいた方がいいという結論になります。

私の大学時代の友人というのはグループとして仲良くしていたのはだいたい5~6人でした。

これくらいの友達がいれば、1人くらいあれこれと顔が広い人や要領がいい人がいて、過去問ゲットした!みたいに動いてくれる人がいるものです。

また、グループ内もいいですが私は別の記事でも触れているのですが、大学内で授業のお手伝いをするスチューデントアシスタントというアルバイトをしていたので浅く広い交友関係を持っていた方でした。

浅く広い交友関係を持っていると、いろんなところから情報が入ってきますので、グループに所属してベッタリが苦手な人はそんな感じの交友関係を作っていくのがおすすめです。

そして、私は大学院時代に研究室の後輩のお世話をあれこれとしたがるタイプの人間だったんですが、後輩の中で卒業出来るか危ないみたいな人は友達が少ない人が多かったイメージがあります。

もちろん友達の多さと学業の成績に相関があるとは思えませんが、過去問をもらえたり、一緒に勉強をしたりと出来る友達がいる人の方が要領よく試験やレポートをやっている感じでした。

今からでも友達出来るかが不安

大学内に友達がいないことのメリットとデメリットを把握したら、やっぱり何人かは友達が欲しい!

でも、もう1年生でもないし、サークルにも入ってないし、周りはグループになっていて一人ぼっちだから、どうやって友達を作ったらいいか分からないという人もいるはずです。

そんな人におすすめな友達作りの方法が3つあります!

授業を通して友達を作る!

学部学科によって、授業の内容は様々ですがグループワークがありそうな授業や体育の授業を履修するようにしてください。

そうすると自然と誰かと話をする環境になりますので、そのグループワークのチームになった人やその人経由で友達が出来ることがあります。

私も実際にグループワークを通して、友達になった人がいるのでおすすめの方法です。

大学内のアルバイトをする!

成績がいい人だと大学内で授業の手伝いをするスチューデント・アシスタントのアルバイトをすることが出来ます。

私はこのアルバイトをしていたのですが、同じアルバイトをしている同級生だけではなく先輩とも知り合えますし、授業を受けている後輩とも知り合えるきっかけになりますので、これもおすすめの1つです。

また、大学内で催し物がある際の手伝いのバイト募集なども大学内の掲示板に出ていたりしますので、こちらもアルバイトをするのは大学内の学生ですので、友達作りのきっかけにはおすすめです。

大学の近くでアルバイトをする!

大学生のアルバイト先で多いのが地元または大学のそばです。

特に大学のそばの塾には自分が通っている大学の学生がアルバイトをしていることが多いですので、アルバイトを通して大学内の知り合いを作ることが出来ます。

大学で友達を作る方法についてはこちらで詳しくまとめてありますので、合わせてお読みください。

大学での友達の作り方 今からでも間に合う効果的な方法7選!

最後に

私は大学で友達がいないということを悲観する必要は全く無いと思います。

大学で友達がいないけれども、バイト先や地元に遊べる友達がいるから寂しくない。

または大学時代にやりたいことがあって、それに時間を費やしたいから、友達は必要ないというのもその人の大学生活です。

自分が楽しいと思える大学生活を送れているのならば、大学内に友達がいるいないは全く問題ないことです。

ですが、大学に友達がいないことで大学生活がつまらないというのならば、その先には大学に行くのが嫌になって中退をするという未来が見え隠れします。

そういう人の場合には先程紹介したような方法で友達を作ることを強くおすすめします。

この記事をきっかけに今までの大学生活がつまらなかったなという人でも、残りの大学生活を少しでも楽しく過ごせるようになってくれれば幸いです。